この記事では、公務員がiDeCo(イデコ)を始める場合、証券会社はどこがいいかについて解説します。
結論から言うと、楽天証券かSBI証券のどちらかを選ぶのがおすすめです。
実際、僕はiDeCoはSBI証券、NISAは楽天証券を利用しています。
iDeCoは2017年から約8年運用しており、運用成績は+133.7%と意味が分からないぐらいの好成績です。
つまり拠出金に対して、軽く2倍以上に資産が増えていることになります。
▼僕のiDeCo口座の管理画面です▼

この実体験も踏まえて、詳しく解説していきます。
まずは主な証券会社を一覧表で比較
【ポイント】
iDeCoを取り扱う証券会社は複数ありますが、公務員が実際に選ぶ候補はある程度絞られます。代表的なのは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券といったネット証券です。これに加えて、メガバンクや地方銀行などの銀行系iDeCoも存在しますが、特徴は大きく異なります。一覧で比べると、運営管理手数料の安さや投資信託の本数、オンラインでの手続きのしやすさに明確な差があります。最初に全体像を把握しておくことで、自分に合わない選択肢を早めに除外できるようになります。
公務員がiDeCoを利用できる主な証券会社の全体像を押さえる
公務員は制度上、iDeCoに加入できますが、勤務先の共済制度との兼ね合いを考慮する必要があります。
そのため、申込手続きがシンプルで、書類不備へのサポートが充実している証券会社が安心です。
| 証券会社・金融機関 | 運営管理手数料 | 商品本数 | おすすめ度 | 特徴 |
| SBI証券 | 無料 | 約90本 | ★★★★★ | 商品数最多クラス、低コストファンド充実 |
| 楽天証券 | 無料 | 約35本 | ★★★★★ | 管理画面が使いやすい、楽天経済圏との相性◎ |
| マネックス証券 | 無料 | 約30本 | ★★★★☆ | 厳選された低コスト商品が中心 |
| 松井証券 | 無料 | 約40本 | ★★★★☆ | サポート体制が充実 |
| 野村證券 | 無料 | 約30本 | ★★★☆☆ | 対面サポートあり、ただし商品の信託報酬やや高め |
| 大和証券 | 無料 | 約20本 | ★★★☆☆ | 対面サポート重視、商品数少なめ |
| みずほ銀行 | 無料 | 約30本 | ★★☆☆☆ | 銀行窓口で相談可能、低コスト商品は限定的 |
| イオン銀行 | 無料 | 約25本 | ★★☆☆☆ | イオン店舗で相談可、商品ラインナップは限定的 |
| ろうきん | 無料 | 約20本 | ★★☆☆☆ | 公務員に馴染み深いが、商品選択肢が少ない |
iDeCoはネット証券利用実績が豊富で、公式サイトにも具体的な案内が用意されています。
一方、銀行や対面型証券会社は安心感がある反面、商品数が限られているケースも少なくありません。
まずは「公務員でも問題なく利用できる」「iDeCo専用の商品とサポートが整っている」という視点で全体を見渡すことが大切です。
※運営管理手数料について
SBI証券・楽天証券などの主要ネット証券は、運営管理手数料が原則0円です。 一方で、銀行や対面型証券会社では、条件付きで無料になる場合や、 有料となるケースもあるため、申込前に必ず公式サイトで確認してください。
ネット証券と銀行・対面型証券会社の違いを理解する
証券会社選びでは、まず「ネット証券」と「銀行・対面型証券会社」の違いを理解しておく必要があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の性格や運用スタイルに合わせて選ぶことが重要です。
ネット証券の特徴:
- 運営管理手数料が無料、もしくは非常に安い
- 低コストなインデックスファンドが豊富に揃っている
- オンラインで手続きが完結し、24時間いつでも管理できる
- 情報収集や運用判断は基本的に自分で行う必要がある
銀行・対面型証券会社の特徴:
- 窓口で直接相談できる安心感がある
- 書類作成などのサポートを受けられる
- 選べる投資信託の種類が限られている傾向
- 信託報酬が高めの商品が多い場合がある
長期運用のiDeCoでは、コストの低さが将来の受取額に大きく影響します。
「自分で情報収集しながら運用できるか」「対面サポートを重視したいか」で、向き不向きが分かれます。
手数料・商品数・使いやすさの違いを比較する
証券会社を選ぶ際に重視すべきポイントは、主に次の3つです。
1. 手数料の安さ
iDeCoでは、毎月かかる運営管理手数料が将来の受取額に直結します。
現在は多くの主要ネット証券で運営管理手数料が無料になっていますが、それでも国民年金基金連合会と信託銀行への手数料(合計171円/月)は必ず発生します。
そのため、運営管理手数料が実質無料の証券会社を選ぶことで、長期で見るほど有利になります。
2. 低コスト商品の充実度
低コストなインデックスファンドがどれだけ揃っているかも重要な比較ポイントです。
商品数が多いほど、年齢やリスク許容度に応じた柔軟な運用が可能になります。
特に信託報酬が0.2%以下のファンドが複数あるかどうかを確認しましょう。
| 証券会社 | eMAXIS Slim 全世界株式 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 楽天・全米株式インデックス |
| SBI証券 | ○ | ○ | ○ |
| 楽天証券 | ○ | ○ | ○ |
| マネックス証券 | ○ | ○ | ○ |
| ろうきん | × | × | × |
3. 管理画面の使いやすさ
管理画面の見やすさや操作性も意外と重要です。
毎月確認するものだからこそ、ストレスなく使えるかどうかも含めて比較しておきましょう。
スマートフォンアプリの有無や、運用状況の確認のしやすさもチェックポイントです。
結論:公務員がiDeCo(イデコ)を始めるならSBI証券か楽天証券
【ポイント】
結論からお伝えすると、公務員がiDeCo(イデコ)を始めるなら、SBI証券か楽天証券のどちらかを選んでおけば、大きな失敗はありません。どちらも運営管理手数料が実質無料で、低コストな投資信託が充実しており、長期運用に向いています。公務員という安定した立場だからこそ、余計なコストを抑え、堅実に資産形成できる環境を選ぶことが重要です。実際に僕自身もこの2社を使い分けており、8年間で+133.7%という運用成績を実現できています。
結論としてSBI証券と楽天証券が選ばれる理由を整理する
SBI証券と楽天証券が多くの公務員に選ばれている最大の理由は、iDeCoにかかるランニングコストの低さです。
運営管理手数料が無料のため、毎月の積立額がそのまま将来の資産形成に回りやすくなります。
両社が選ばれる主な理由:
- 運営管理手数料が無料で、長期運用のコストを最小限に抑えられる
- 信託報酬0.1%台の超低コストインデックスファンドが充実している
- 公務員のiDeCo利用実績が豊富で、申込手続きの案内がわかりやすい
- スマホアプリやWeb管理画面が使いやすく、運用状況を簡単に確認できる
- 運営母体がしっかりしており、長期的な安心感がある
さらに、どちらも公務員のiDeCo利用実績が豊富で、申込手続きや必要書類の案内が非常にわかりやすい点も魅力です。初めてiDeCoに取り組む場合でも、迷わず進められる安心感があります。
長期運用が前提のiDeCoでは、「続けやすい仕組み」が何より大切です。
他の証券会社と比べて優れているポイントを確認する
銀行や対面型証券会社と比べると、SBI証券と楽天証券は取扱商品の幅が圧倒的に広く、質も高いという特徴があります。
| 比較項目 | SBI証券・楽天証券 | 銀行・対面型証券 |
| 運営管理手数料 | 無料 | 無料(ただし過去は有料の金融機関も) |
| 低コストファンド数 | 10本以上 | 数本程度 |
| 最低信託報酬 | 0.1%前後 | 0.3%〜0.5%程度 |
| スマホ対応 | 専用アプリあり | 限定的 |
| 手続きの速さ | オンライン完結で早い | 窓口訪問が必要な場合も |
特に、信託報酬が低いインデックスファンドが充実しており、コストを抑えた分散投資がしやすくなっています。
MAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードシリーズなど、人気の低コストファンドが一通り揃っているのは大きな強みです。
また、運用状況を確認する管理画面が見やすく、スマートフォンからでも簡単にチェックできる点も評価されています。
忙しい公務員にとって、手間をかけずに状況確認できることは大きなメリットです。
結果として、時間・コスト・商品内容のバランスが非常に優れているのが、この2社だと言えます。
迷ったときの選び方の考え方を知る
もし「SBI証券と楽天証券、どちらにするか決めきれない」と感じた場合は、普段使っているサービスで選ぶのがおすすめです。
選び方の基準:
- 楽天経済圏を利用している方 → 楽天証券がおすすめ(楽天カード、楽天市場、楽天ポイントとの連携)
- 他の投資や銀行サービスでSBIグループを使っている方 → SBI証券がおすすめ
- 商品の選択肢を最大限広げたい方 → SBI証券(商品数が最多クラス)
- シンプルで使いやすい管理画面を重視する方 → 楽天証券(UI/UXの評価が高い)
iDeCoは頻繁に売買するものではないため、細かな違いよりも使い慣れた環境の方が長く続けやすくなります。
大切なのは、完璧な選択よりも「早く始めて、長く続けること」です。
SBI証券と楽天証券で迷ったときの決め方
最後に、僕自身の体験談を交えながら、両社の具体的な選び方をお伝えします。
筆者の体験談:SBI証券でiDeCoを8年運用した結果
僕がiDeCoを始めたのは2017年1月。当時、SBI証券を選んだ理由は、運営管理手数料が無料で、かつ取扱商品が最も充実していたからです。楽天証券も候補でしたが、商品の充実度でSBI証券を選択しました。
- 運用期間:2017年1月〜2026年1月(約8年)
- 累計積立額:1,308,000円
- 資産残高:3,002,052円
- 運用成績:+133.7%(約2.3倍!)
主な運用商品は全世界株式インデックスファンドです。市場全体に分散投資することで、安定した成長を実現できました。
SBI証券を使って良かった点:
- 圧倒的な運用成績を実現できた(8年で資産が2倍以上に)
- 低コストな全世界株式ファンドで安心して長期保有できた
- 商品ラインナップが豊富で、途中でファンドを見直す選択肢もあった
- 管理画面で運用状況を簡単に確認でき、モチベーションが維持できた
筆者の体験談:NISAは楽天証券を選んだ理由
iDeCoを始めた当時は楽天経済圏を利用していませんでしたが、その後、楽天カードや楽天市場を日常的に使うようになり、楽天ポイントを貯めるようになりました。
そのため、最近申し込んだNISAでは楽天証券を選択しました。楽天のサービスを日常的に利用しているため、ポイント還元や連携の利便性を考えると、NISAは楽天証券が自然な選択でした。
楽天証券を選んだ理由:
- 楽天カードでの積立でポイントが貯まる
- 楽天市場での買い物と合わせてポイント経済圏を活用できる
- 管理画面がシンプルで使いやすい
- iDeCoとNISAで証券会社を分けることでリスク分散にもなる
まだ活用を始めたばかりですが、楽天ポイントを投資に回せる仕組みは、公務員のような安定収入がある立場にとって非常に相性が良いと感じています。
💡 結論:どちらを選んでも正解です
SBI証券は商品の充実度と運用実績で優れており、楽天証券は使いやすさと楽天経済圏との連携で優れています。自分のライフスタイルに合わせて選べば、どちらを選んでも長期的に満足できるはずです。
iDeCo(イデコ)の証券会社を選ぶ基準
【ポイント】
iDeCoは一度始めると、原則60歳まで続ける長期制度です。そのため、証券会社選びでは「今の条件」だけでなく「将来まで安心して続けられるか」という視点が欠かせません。ここでは、公務員がiDeCoの証券会社を選ぶ際に、必ず押さえておきたい基準を整理していきます。選択基準を明確にすることで、後悔のない証券会社選びができるようになります。
運営管理手数料ができるだけ安いこと
iDeCoでは、口座を保有しているだけで毎月手数料が発生します。
この運営管理手数料が高いと、運用成績に関係なく資産が目減りしてしまいます。
iDeCoで発生する手数料の内訳:
- 国民年金基金連合会:月105円(必須)
- 信託銀行:月66円(必須)
- 運営管理手数料:0円〜数百円(金融機関により異なる)
特に公務員は、長期間コツコツ積み立てるケースが多いため、手数料の差が将来大きな金額差につながります。
| 運営管理手数料 | 30年間の累計コスト | 差額 |
| 無料 | 61,560円 | – |
| 月300円 | 169,560円 | 108,000円の損 |
そのため、運営管理手数料が実質無料、もしくは最低水準の証券会社を選ぶことが基本になります。
「毎月数百円だから大丈夫」と軽視せず、長期視点で考えることが重要です。
30年で10万円以上の差が出ることを考えれば、手数料無料の証券会社を選ぶ意味は大きいと言えます。
低コストなインデックスファンドが充実していること
iDeCoで成果を出しやすい運用方法として、多くの専門家が勧めているのがインデックス投資です。
市場全体に連動するインデックスファンドは、信託報酬が低く、長期運用との相性が非常に良い特徴があります。
インデックスファンドを選ぶメリット:
- 信託報酬が年0.1%〜0.2%程度と非常に低コスト
- 市場全体に分散投資できるためリスクが抑えられる
- 運用成績が市場平均に連動するため、わかりやすい
- 長期保有することで複利効果が期待できる
証券会社によっては、選べるファンドの種類が少なく、コストの高い商品しか用意されていない場合もあります。
低コストなインデックスファンドが複数用意されているかどうかは、必ず確認しておきたいポイントです。
| ファンドタイプ | 信託報酬の目安 | 30年運用時の差額(100万円運用の場合) |
| 低コストインデックス | 0.1%〜0.2% | 基準 |
| 一般的なインデックス | 0.5%前後 | 約10万円の差 |
| アクティブファンド | 1.0%〜2.0% | 約30万円以上の差 |
将来の選択肢を広げる意味でも、商品ラインナップの充実度は重要です。
ライフステージに応じて運用方針を変更する際にも、選択肢が多い方が柔軟に対応できます。
長期運用でも使いやすい管理画面であること
iDeCoは頻繁に売買する制度ではありませんが、運用状況の確認は定期的に行います。
その際、管理画面が見づらかったり、操作が複雑だったりすると、それだけでストレスになります。
使いやすい管理画面のチェックポイント:
- スマートフォンからでも残高や配分が一目でわかるか
- 掛金の変更や配分見直しが簡単にできるか
- 運用状況がグラフで視覚的に把握できるか
- ログインから確認までの手順がシンプルか
- 専用アプリが用意されているか
こうした使いやすさは、数年、数十年と使い続ける中で大きな差になります。
忙しい公務員だからこそ、シンプルで直感的な管理画面は重要です。
実際に口座開設前に、各証券会社の管理画面のデモ画面や解説動画を確認しておくと、使い勝手をイメージしやすくなります。
将来も安心して続けられる運営体制であること
iDeCoは長期間にわたる制度のため、証券会社の安定性も無視できません。
運営母体がしっかりしており、制度変更やサポート体制にも柔軟に対応できる会社を選ぶ必要があります。
安心できる運営体制のポイント:
- 運営母体が大手で財務基盤が安定している
- iDeCo取扱実績が長く、利用者数が多い
- 法改正時に迅速な情報提供と対応がある
- カスタマーサポートの対応時間が長い
- 公務員向けの申込サポートが充実している
また、iDeCo制度自体は法改正が行われることもあります。
その際に、情報提供が丁寧で、利用者目線の対応をしてくれるかどうかも重要な判断材料です。
「今だけ良さそう」ではなく、「将来も安心して任せられるか」という視点で選ぶことが、後悔しないコツと言えるでしょう。
自分の運用スタイルに合った証券会社を選ぶ
最終的には、自分の運用スタイルや生活習慣に合った証券会社を選ぶことが大切です。
運用スタイル別のおすすめ:
- とにかくコストを抑えたい → SBI証券・楽天証券(運営管理手数料無料、低コスト商品充実)
- 商品の選択肢を最大限広げたい → SBI証券(取扱商品数が最多)
- シンプルで使いやすい画面が良い → 楽天証券(UI/UXの評価が高い)
- 対面で相談しながら進めたい → 銀行・対面型証券(ただしコスト高)
- 楽天ポイントを活用したい → 楽天証券(楽天経済圏との連携)
公務員の場合、安定した収入を活かして長期的にコツコツ積み立てるスタイルが基本になるため、コストの低さと商品の充実度を最優先に選ぶのがおすすめです。
まとめ:公務員がiDeCo(イデコ)を始めるならSBI証券か楽天証券を選ぼう
【ポイント】
ここまで解説してきた通り、公務員がiDeCo(イデコ)を始めるなら、SBI証券か楽天証券を選ぶのが、最も合理的な選択と言えます。どちらも運営管理手数料が実質無料で、低コストなインデックスファンドが充実しており、長期運用に非常に向いています。実際に僕自身も8年間SBI証券でiDeCoを運用し、+133.7%という成績を実現できました。
iDeCoは、短期間で成果を出す制度ではありません。だからこそ、余計なコストを抑え、ストレスなく続けられる環境を整えることが何より大切です。
公務員がiDeCoで成功するためのポイント:
- 運営管理手数料が無料の証券会社を選ぶ(SBI証券・楽天証券)
- 信託報酬0.2%以下の低コストインデックスファンドで運用する
- 全世界株式または米国株式インデックスを中心に分散投資する
- 一度設定したら基本的に放置し、長期保有を続ける
- 年に1〜2回、運用状況を確認して必要に応じて配分を見直す
「どちらが正解か」で悩みすぎる必要はありません。
SBI証券か楽天証券を選んで、早めに一歩踏み出し、長く続けることこそが将来の安心につながります。
最後に:完璧を目指すより、まず始めることが大切
iDeCoで最も大切なのは、「早く始めて、長く続けること」です。SBI証券でも楽天証券でも、どちらを選んでも公務員の資産形成に十分な環境が整っています。悩んでいる時間がもったいないので、自分の直感で選んで早めに申し込みましょう。
公務員という安定した立場を活かし、iDeCoを通じて、無理のないペースで老後資金づくりを始めていきましょう。
60歳を迎えたとき、今日の決断に感謝する日が必ず来るはずです。


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