公務員早期退職者インタビュー(1) |公務員時代は佐賀県庁、現在はネクストキャリア実現サポーターとして活躍|がみさん

元公務員へのインタビュー、記念すべき1人目は、【ネクストキャリア実現サポーター】がみさん(@gamisan0811)です。

がみさんは、僕が適応障害で休職に入ったときに、ブログを見つけて連絡をとったことがきっかけで知り合いました。

現在、ネクストキャリア実現サポーターとして、転職や起業の相談、コーチングなどのビジネスを展開されています。

豊富な人生経験から、転職や起業以外のことでも相談を受けたり、コーチングをされているので、気になる方はまずはブログをご一読ください。

僕も実際に相談に乗ってもらっています。

がみさんのブログ、SNSは下のリンクから見ることができます。

ネクストキャリア2.0カテゴリー一覧 (gamyusan.com)

ちなみに、僕のこともブログで取り上げていただきました!下のリンクから読めます。

公務員しながら起業準備中の40代男性紹介:【現在進行中】めっちゃ賢明!! (gamyusan.com)

それでは、インタビューの内容について一問一答形式でシェアします。

2022年10月22日 がみさんへのインタビュー

家族構成、年齢、大まかな経歴

当時の家族構成は元妻1人、長女(28)、長男(23)で現在独身。

年齢 56才

大まかな経歴

①22歳~40歳:日本マクドナルドで正社員

②40歳~42歳:日本マクドナルドから佐賀県庁へ公務員転職。

③3年間カフェを運営し廃業。

④その後、どん底の状態から這い上がり再就職。日系企業、外資系企業の正社員を借金返済が終わる50歳まで続ける。

⑤借金を返済した50歳の時に、WEB(主にブログアフィリエイト)を契約社員や派遣社員をしながらスタート。

⑥現在、WEB事業と併行してコーチングビジネスを展開。

公務員時代の仕事

佐賀県庁に2年間勤務。

商工課で改正まちづくり三法に関するソフト面強化を担当。

中心市街地を盛り上げるため、ワークショップや映画祭といったイベントを手掛ける。

公務員時代の人間関係

合わない上司(女性)はいたが、良い人が多かった。

なぜ辞めたのか

しがらみが多く、内部調整で仕事が動かないことにストレスを感じていた。

その結果、不眠症になり2か月休職。

担当していた事業を終わらせて辞めようと決意。

辞める前に準備したこと

昔からお店をやりたいという気持ちがあり、在職中からリサーチ、mixiで宣伝していた。

在職中と退職してから開業までに準備にかけた期間は1年間。

退職金はどれぐらいもらえたのか(答えられる範囲で)

20~30万円(勤続年数が少なかったため)

辞めた後の生活

カフェを開業するために奔走。

開業当初は軌道に乗ったかに思えたが徐々に経営は厳しくなり廃業。

家庭もうまくいかなくなり離婚。

養育費などを捻出するために紆余曲折。

公務員を辞めた後の仕事

カフェ経営後廃業→ハローワーク→支援訓練→養育費など含め、生活に年収800万必要とわかり英語、中国語勉強、アメリカ公認会計士の勉強→トヨタの期間工→某一部上場企業の海外事業部、国内マーケティング→体を壊して退職→静養→昔登録していたビズリーチ担当者から紹介された外資系企業へ→派遣で働きながらブログで自分ブランドを確立→アフィリエイトとコーチビジネスの掛け合わせで独立

辞めた後の収入

現在は、少なくとも月に72万円は稼げている。

辞めて良かったこと

組織に属さないのは楽。人間関係の悩みはなくなった

辞めて後悔したこと

お金の問題で家族(特に子供)への影響があり後悔した。

ただ、辞めていなければ健康をもっと害していたということもわかる。

これから辞める人へのアドバイス

よっぽどじゃないと辞めない方がいい

公務員の方には基本的には辞めない方が良いと伝えることが多い。

人間関係の悩みはなくなるかもしれないが、お金の悩みは本当にシビア。

ただし、健康に支障をきたすような働き方をしている場合、やりたいことが明確な場合は辞める選択もあり。

その場合でも、在職中から準備をして継続できればの話。

実際に継続できない人がほとんどなので、本当に自分にできるのかは見極めてからでも遅くはない。

その他伝えたいこと

今の職場で追い込まれても辞める判断は慎重に。

準備はしっかりすること。

辞める前に休職、入院、部署異動などの他の手段を考えた方が良い。

よっぽどやりたいことがないと辞めた後に後悔する。

転職するなら内定してから辞めた方が良い。

起業するならブログが試金石。

ブログも継続できないようなら退職後に後悔することになる。

今の職場がつらくてもその経験をネタにして金に換えるぐらいの気持ちで今の仕事に取り組んでみては?

がみさんへのインタビュー感想

がみさんは、民間、行政を経験したあと、カフェ経営、外資系、期間工、アルバイトなどの豊富な職務経験を積まれています。

それらの経験に裏打ちされたアドバイスをいただきました。

インタビューをしながら特に印象に残ったお話を2つ挙げたいと思います。

家族との関係

県庁を退職されたあと、離婚してお子さんと離れてしまったことだけは後悔があると仰っていました。

収入が少ない時期にも、せめて養育費だけはという思いで、仕送りは続けていたそうです。

僕も退職や起業の前に家族の生活は第一に考えています。

逃げのためではなく、幸せになるための退職、起業を目指そうと改めて思いました。

今の仕事について

僕は、今の職場の業務が合わず適応障害で休職中のため、本音を言えば、今の仕事とは関係ないところでビジネスを始めたいと思っていました。

インタビューの中で、今の職場の人が今後のビジネスにとても大事だというお話があり、考えを改めました。

人としての在り方を見直し、今の職場でもっと信頼される人間になりたいと思います。

このブログでは、公務員を早期退職した方にインタビューを行い記事にしています。

他の方の経験を読みたい方はこちらの記事からどうぞ。

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